光大産業では、福島第一原子力発電所の事故後、作業環境への配慮と製品の汚染防止を目的に、環境放射能の測定を自主的に実施しています。また2011年7月に薪・オガ粉からセシウムが検出されたとの新聞報道を受け、製品についても検査を実施しています。
製品に関する測定について
福島第一原発事故後、当社製品の放射能汚染に関して多くのお問い合わせをいただいております。当社では、ベータ線だけでなくガンマ線にも対応した測定器を使用し、すべての製品の安全を確認しています。
- 当社が扱う国産ひのき材はすべて、茨城県・栃木県・福島県にまたがる八溝山系の木材です。いずれの地点も福島第一原発からは80km以上離れており、また、木材は全て皮を剥いてから製材し、十分に人工乾燥させてから、製材品の表面を削り取る加工を行っています。
- 一般的に、製品としての木材自体には、空気中に拡散した放射性物質を取り込んで蓄える性質はありません。放射性物質を含むチリやホコリが特に付着しやすい性質もありません。(参考:林野庁 / 木材製品の取扱いに係る留意事項等(Q&A)について)
- 除染の基準として、放射線量の測定値が現時点ではヒト、車体等に対して100,000cpm以上とされています。林野庁の原木の出荷基準もまた同様に100,000cpm以下とされています。100,000cpmはベクレルに換算すると約1666.7Bqです。
以上のことから、林野庁の指針に沿うと、株式会社光大産業の木製品は、放射能汚染による除染及び出荷制限等の措置が必要ない事になります。安心してご使用ください。
毎日の環境放射能測定のお知らせ
毎朝7:30に工場内外の環境放射能の測定を実施しています。